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春の”小掃除”でリフォームいらず?!魚焼きグリルの頑固な汚れを落とそう!

大掃除は年末にするのが定番ですが、当社がおすすめするのは春と秋。大掃除のように短期間で全部済まさなくて大丈夫です。1日5〜10分の“小掃除”を何日か実践して、夏が来る前にカビや悪臭、害虫予防をしておきましょう!

春にお掃除するのが良い理由 

①気温が上がり、水洗いが苦にならなくなる

②湿度が高くなく、洗ったあと乾きやすい

③湿度や気温が上がる前にカビの発生源を取り除ける

4月の枚方市の平均気温は14.4℃、降水量は102.4mm。さわやかに晴れた日を思い浮かべる方も多いでしょう。

これが6月になるとそれぞれ23.1℃、194.2mmに上がります。

枚方市の月別降水量と平均気温(気象庁データより作成)

5月後半になると気温も湿度も上がり、カビや害虫が一気に増えてしまいます。

カビが生えると悪臭がしますし、ひどい場合には健康を損ねる恐れもあります。少なくとも5月中旬までにはカビ対策をおすすめします。

秋にはお風呂の掃除をおすすめしましたが、当社がおすすめする"春の小掃除"は魚焼きグリルです。

キッチンの汚れ 、ここだけは

リフォームのハイライト、システムキッチン。できればピカピカな状態を保ちたいですよね。

お掃除が楽なシステムキッチンが増えましたが、それでもつい後回しにしがちな魚焼きグリルのお手入れ。

奥の方に焦げがこびりついたりしたら、掃除が特に大変ですよね。そのためグリルを使わない方も多いようですが……。

グリルは魚を焼くだけでなく揚げ物の温め直しや焼き野菜なども作れるので時短になるんです。せっかくだから使いこなしていただきたいのが当社の願い。

清潔な状態を維持しながら家事を楽にするためのアイデアをご紹介しますので、ぜひ試してください。

焦げの正体は、食べ物の小さな破片や油はねが庫内の壁などに付着し、酸化したもの。台所の中性洗剤では落ちにくいですね。

酸性の汚れですから、アルカリ性の洗剤で中和するのが正解です。

冷えると固まってこびりついてしまいますので、理想的には料理したら毎回グリルを引き出して分解し、洗います。庫内も使うたびにふくだけで大丈夫。楽になりますよ。

共に弱アルカリ性の重曹とセスキ炭酸ソーダの出番です。手が荒れないよう手袋をして作業をしてくださいね。

準備するもの

①重曹・セスキ炭酸ソーダ

②スプレーボトル

③20リットル以上の大きめのポリ袋か、洗いおけ

④たわしやスポンジ、ブラシ、雑巾

⑤ゴム手袋

焦げついた網

袋かおけに40度程度のぬるま湯1リットルあたり重曹大さじ4を溶かし、網を浸けます。30分〜1時間程度たったら、たわしやブラシでこすり落とします。最後に水で全体を洗い流しましょう。 

受け皿やふた

受け皿、ふたは分解します。すべて入れられる大きさのポリ袋やおけに、ぬるま湯1リットルあたりセスキ炭酸ソーダ小さじ2を溶かして部品を浸けます。30分〜1時間程度たったら、たわしやブラシで汚れをこすり落とします。

 

ポリ袋を使う場合、とがった部分で穴が開いて破けてしまう恐れがあります。ポリ袋を二重にしておくと液漏れを防げますよ。 

庫内

 500mlの水に小さじ1のセスキ炭酸ソーダを溶かし、セスキ炭酸ソーダ水をつくります。スプレーボトルで作ると便利です。


庫内にセスキ炭酸ソーダ水をまんべんなく噴きかけ、キッチンペーパーなどをはって湿布します。30分〜1時間程度たったらペーパーを外しながらこすります。さらにブラシやスポンジなどでこすり落とした後、さらにキッチンペーパーか雑巾で水拭きして仕上げましょう。

汚れがひどい場合は上記の掃除を何度も繰り返すと落ちてきます。

なるべく頻繁に湿布クリーニングするためには、セスキ炭酸ソーダボトルをキッチンの手の届きやすいところに置いておきましょう。

汚れをつけない調理法

汚れがつかないように調理するには、焼く前の準備が大事です。

①ハケやキッチンペーパーで網に酢か油を塗っておく

②強火で2~3分予熱してから食材を入れる

これだけで網に食材がくっつかず、しかもおいしくなるんです。

こまめな掃除をして大切に使っていただければ、それだけシステムキッチンが長持ちします。

壊れてしまったり、水回り全体を見直したりしたい場合はぜひ当社にご相談くださいね。 

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